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【ビジネスのお話 #20】最低賃金全国一律は理想的だけど現実的ではない理由

おはようございます。

あと少しで繁忙期も

一回落ち着くのですが

あと少しのところで長引く

春になってきた感がありますね。



さぁ今回はこの記事について

手取り16万円…非正規の50歳男性「ツラい」とポツリ「#最低賃金を全国一律1500円に」も虚しく(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース

正直最低賃金については

全国一律とか理想的な結果だと思う。

わたくしも含めて

働いている側からすると

給与が上がることは

仕事におけるモチベ向上にも


だけど全国一律でも

この記事にあるように

1500円というのは無謀すぎる


じゃあなぜ無謀なのか

それは全国的に高い水準の東京都でも

400円足りないという現実です。


計算式にして

実働8時間 週4日働く

アルバイトの給与計算をすると

1日あたり 3200円

1週間で 12800円

1ヵ月にすると51200円

1人当たりの人件費で

しかも東京都で人件費が5万も増える

これが北海道だとか

まだ低いところだったら6万近くになる

これを中小企業ができると思いますか?


まず給与というのは

企業が儲かって生産性があって

はじめて支給できるものなんです。

今は物価高騰 税金 消費減少

起業がなかなか生産性が上がらない中で

最低転勤をあげるというのは

逆に人員削減をしないといけなくなる

そして企業の稼働率減少につながってしまう


全国一律で現実的に近づけるには

東京都の最低賃金を目指す取り組みを

全国的に進めていくべきです。

それですら高き壁だと思うので

1500円は現実的ではないと思います。


そしてネットで調べたら

北海道の最低賃金

令和4年段階で920円

わたくしの感覚ですが

けっこう上がりましたよね。

わたくしが札幌にいた時は

820円でしたから

感覚的には上がった感じがしますが

東京都と比べたら差がありますよね。


やはり賃金支給額については

企業の業績が大きく関わってくるため

全国一律というのを大々的にしてしまうと

企業が逆に人員を増やしづらくなって

逆効果を招きかねないと思うのです。


わたくしはまず

企業に就職するうえで

その企業の業種に応じた

資格を取得するとか

そういう積極的に行動をしていけるような

環境づくりが大切ですし


最低賃金よりも

昇給制度の方に具体性を出していく方が

働く側はモチベ上がると思うのです。